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名作絵本「かわいそうな ぞう」の話
知っているようで、
知らなかった内容。
絵本「かわいそうな ぞう」。
感動した。
3匹のぞうと飼育員、
そして惨い戦争。
これは、
第二次世界対戦中上野動物園で
実際に起こった話。
人も動物も同じ地球の生き物なのに。
当時、政府の政策で
象も含む動物達の殺処分要請がでた。
そこで、死を逃れようと
考えた象たち。
その3匹の象は、賢かった。
与えられた餌に毒が入っている事を
察して食べずに死んでしまったジョン。
あまりにもお腹がすき過ぎて
死ぬ寸前に教えられていた「芸」をして
餌を要求したドンキーとワンリー。
切なさに思わず涙がでた。
それを見かねて「罪」になることを覚悟で
餌と水を与えた担当飼育担当員の思いやり。
それを黙認した他の飼育員たちの優しさ。
久しぶりに心にジーンときた。
やはり、戦争はあってはならない事。
平和を願った瞬間。
ほんとにこの絵本は、
素晴らしい話だと改めて思った。
長い年月を越えた今でも
愛読されている一冊。
機会がある方、
是非一読して頂きたい。
読んで頂きありがとうございました。
