
TADASHI
TERUYA

出版書籍ご案内

1-沖縄に初めて学校を建てた偉人
程 順則(名護親方)
(英語訳絵本・本文よみがな付)…紙、電子出版
●B5 本文カラー32P
●紙出版(ソフトカバー)/1,320円(税込)
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この話は、沖縄に初めて学校を建てた偉人「程順則ー名護親方」の生きた足跡が書かれた絵本です。生まれてから亡くなるまでの生き様を味わい深いイラストを見ながら読んでいける絵本です。幼い頃から秀才だった彼は、大人になると通訳の仕事をし、琉球と中国との架け橋となり国に尽力しました。そしてまた、子供たちの教育にも熱心で、結果的には、沖縄に初めて「公立」の学校を作りました。道徳書の原点とも言われている「六諭衍義」を中国から持ち帰り、沖縄で出版、そして全国に広めたことはあまり知られていない事実です。寺子屋の教科書の基になったとも言われているこの「六諭衍義」こそが彼の「魂」そのものなのかもしれません。 そんな彼の存在をこの絵本から感じ取れる一冊です。

2-琉球王国の占い師
むくたうふとぅち
(英語訳絵本・本文よみがな付)…紙、電子出版
●B5 本文カラー40P
●紙出版(上製本)/1760円(税込)
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この話は、沖縄県が、昔、独立した「琉球王国」だった頃に実在した
「占い師」の物語です。今から約500年前、むくたうふとぅち(木田大時)は、沖縄本島の南部、今の南城市に生まれました。幼い頃から、不思議な力を持っていて、成人した頃には、その「神通力」で村人たちを病気やさまざまな出来事から救っていました。ある時、その噂を聞いた王様が、むくたうふとぅちを首里城に呼び、病気になった王子を救ってくれと頼みます。その後、「むくた」は神通力を使い見事に病気を治したのでした。結果、「むくた」は首里城で働く事に。そころが、その後、陰謀ともいえる出来事が起こります。結果的には数奇な運命を辿ることになるのですが、その事の流れにおいて、人間の持つ感情「妬み」「うぬぼれ」「疑念」「反省」という根本的な心の動きが埋め込まれているストーリーに仕上がっています。
この心の動きは、普遍的で現在でもありうる感情です。もしかしたら、いじめの根底にある感情なのかもしれません。まずは、一読して確認して頂くと幸いです。また、最後のページには、「むくたうふとぅち」が生まれ住んでいたと言われる「屋敷跡地」の写真と簡単な説明文が記載されています。

3-金武観音寺を建てたお坊さん
日秀上人改訂版(絵本)
(英語訳・本文よみがな付)…紙、電子書籍
●B5 本文カラー32P
●紙出版(ソフトカバー)/1100円(税込)
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この絵本は、沖縄県の中部、金武町にある「金武観音寺」を建てた「日秀上人」の物語です。実は、この「日秀上人」は、和歌山県の高野山から、那智勝浦に下り、ここ沖縄に来たと言われています。どのようにして、ここ沖縄に辿り着き、何故「金武観音寺」を建てる事になったのか、絵と文を見ながら、流れがわかるようになっています。琉球の歴史でも有名な「琉球八社」の再興にも携わったといわれている「日秀上人」が辿った道には、謎が多く、諸説ありますが、この本は、子どもからお年寄りの方にもわかりやすい絵本にするため、多少創作も加え仕上げてあります。それから、本文の最後には資料ページを設け、「観音寺」の特殊な建造物の説明や、戦争でのエピソードなども記されております。すなわち、1冊で二度楽しめる絵本なのかもしれません。

4-インドから沖縄にやって来た!
聖なる菩提樹(絵本)
(英語訳絵本・本文よみがな付)…紙、電子出版
●B5 本文カラー32P
●紙出版(ソフトカバー)/1,320円(税込)
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この絵本は、世界で4カ所にしかない菩提樹が沖縄にやって来た話です。あらすじは、約2300年前にお釈迦様が悟りを開いたといわれている「菩提樹」の遺伝子を持つ「苗木」が沖縄にやってきた経緯をドキュメンタリータッチで描かれた絵本です。通常なら考えられない方法で実現できたこの奇跡の物語は、1人のお医者さんの「平和」への熱い思いからはじまりました。その熱意がさまざまな人を動かし、結果的には「インド国」をもその
「思い」に賛同し、多く戦争犠牲者を出した地、沖縄に菩提樹の苗木を持ってくる事になったのです。また、本の中では、お釈迦様の生い立ちや菩提樹の下で瞑想したシーンなど、多少、お釈迦様についてのエピソードも挿入されています。また、最後に資料編ページを設け、菩提樹が植樹されている沖縄県糸満市米須の地図や菩提樹についての解説がなされています。この絵本は、仏教の本としてではなく、全世界の永遠のテーマでもある、「恒久平和」が大きなコンセプトとして事実を基に創作された作品です。
一人でも多くの皆さんに、一読して頂ければ幸いです。

5-照屋唯志作品集
なかまさがし
(絵本)…紙、電子出版
●B5変形 本文32Pカラー
●紙出版(上製本) 1760円(税込)
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この絵本は、子どもたち(対象年齢:4歳〜8歳)に是非「読み聞かせ」、あるいは読んで頂きたい作品です。絵本の「あとがき」にも記してありますが、物語を通して、子どもたちに「何か」を感じてほしいのです。物語の中で、主人公である「おたまじゃくし」は、いろいろな生き物と出会うのですが、自然に相対比較をしてしまいます。ところが、最後に母カエル(源)に会う事によって、自分の中に自己認識が芽生えるのです。すなわち、主人公は、自己を認識することにより、自分の存在に自信を持ち、その時から、アイデンティティーを持って歩みはじめます。これは、人間の子育てにも深く繋がっているような気がします。また、この絵本には、おたまじゃくしからカエルになるまでの成長過程や、沖縄にいるカエルの種類の情報(写真やコメント)を付録ページとして挿入してあります。カエル「ファン」には、是非読んで頂きたい絵本です。

6-照屋唯志作品集
ぼくの涙はだれの涙
(絵本)…紙、電子出版
●本文32Pカラー
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沖縄に限らず、全国における外来種の繁殖問題に頭を抱えている自治体は少なくありません。この作品は、沖縄に生息している外来種「マングースー」の問題に焦点をあて絵本にした作品です。とはいっても、子供たちにわかりやすくするため、主人公を子供のマングースーにし、尚かつ一人称で仕上げてあります。視点が子供のマングースーなので、見た感じどこにでもありそうな子供向け絵本ですが、実は、伝えたいテーマがはっきりしているため、大人でも心を動かされる作品になっています。すなわち、タイトルが何故「ぼくの涙はだれの涙」なのか…そこに、この絵本のテーマが隠されています。

11-照屋唯志作品集
心の中へのメッセージ
(エッセイ)…紙、電子出版
●本文44Pモノクロ
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この本は、1990年代に、突如私の心の中に聞こえてきた「イメージ的言葉」を書き留めておいた「メッセージ」を編纂したものです。その頃の私は、まだ30代で、人生をうまく歩んでいたわけでもありませんが、その言葉を素直に聞き入れたお陰で、さまざまな困難を乗り越えた時が多々ありました。ですから、これは私の言葉のようで、実は私というフィルターを通して伝えられた、異次元からの声だったのかもしれません。この本を出版(一般公開)するのを約20年ためらいましたが、この本(冊子ラフ)を読み感銘を受けた方の薦めで、電子書籍として一般の方にも公開する事にしました。この本が、人生のさまざまなシーンで悩まれている方の、何らかの「助け」になって頂ければ幸いです。

12-照屋唯志作品集
照屋唯志 童話集「透明の玉」
(童話集・本文よみがな付)…紙、電子出版
●本文146P(カラー)
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タイトルにもなっている「透明の玉」は、「沖縄」の地球環境問題を危惧する、私の「思い」がテーマになっています。また、「ぼくとアイツ」と「さくらのなえ木」を除く他7作品も「沖縄」に関連したテーマをコンセプトに創作しました。
この10作品は、約25年にわたる創作活動の中で生まれた作品郡の中から、自分なりの優先順位を決め、編纂した児童書です。この本を読んだ子どもたちが、それぞれの「物語」より何だかの「メッセージ」を受け取って頂ければ幸いです。